夜間働く看護師におすすめの食事例

看護師が夜勤の時に、食事面で気をつけたいのが「しっかりと食事を取ること」です。食べる時間が不規則になると、生活だけではなく体のリズムも崩れやすくなり、体の不調を引き起こす原因になってしまいます。このようなことを防ぐためには、夜勤であっても食事の時間を決めて、3食しっかり食べることが大切です。

夜勤に備えて仮眠をする前なら、胃もたれせず消化の良い軽食を取りましょう。バナナや豆腐には、トリプトファンという、質の良い睡眠をとるために適した成分が含まれているため、バナナであればホットミルクと、豆腐であればレンジで温めて生姜と一緒に食べると、体を温めてくれるためよく眠れます。

仮眠を終えて出勤前に食べるのなら、具だくさんのスープがおすすめです。起きてから作るのは大変なので、寝る前に作っておくとさっと食べられる上に具材も柔らかくなっていてベターです。もし作る時間が無い場合は、市販のはるさめや野菜など具入りのスープを買っておくと良いでしょう。

夜勤時、時間が無いからといって、飲み物やお菓子だけで凌ぐのはおすすめできません。なるべくおにぎりと野菜入りスープやサラダなど、片手で手軽に食べられて、空腹をしっかり満たしてくれるものを摂取しましょう。尚、空腹時に糖分を取ると吸収されやすくなるので、まずは野菜から食べるのがポイントです。

そして夜勤明けの疲れた身体には、ほっとできる温かいハーブティーなどの飲み物や雑炊など胃に優しいものを取りましょう。起きて活動するのであれば、うどんやお茶漬けに蒸し野菜を添えるなど、バランスを考えながら消化に良いものを用意するのがベストです。