看護師は、夜勤など不規則な勤務の影響でどうしても食生活が乱れやすくなります。その結果、太りやすくなり、減量を考える方も少なくありません。もしダイエットを考えているなら、次の3つのポイントを押さえることが大切です。
まずは、「おやつを見直す」という点です。出勤前や業務の間に食事を取っていても、忙しく働いていると疲労やストレスによって何か食べたくなることがあります。そのような時、簡単に口にできるパンや、個包装のお菓子は常備しやすく手が伸びがちです。それをインスタントでも構わないので野菜が入ったコンソメスープなど、ヘルシーなものを選ぶようにするのがポイントです。
次に、食事の際の「食べる順番を見直す」ことも重要です。お腹が空いていると、ついがっつりしたおかずやごはんから先に食べたくなりますが、空腹時に食べると吸収しやすくなり脂肪として体に蓄えやすくなってしまうため、なるべく食べる前にワンクッションおくのが大事です。先に野菜など、消化に時間がかかるものから食べ始めることで、吸収に時間がかかり、太りにくくなります。糖質が多めのごはんは後回しにして、なるべく野菜の次に肉や魚を先に食べるようにしましょう。
最後は「適度な運動を続ける」という点です。体を引き締めたいからと厳しいエクササイズを始めても、それを続けるのは難しいものです。準備が必要だったり、「さあやるか!」と意識しないと始められないようなものは挫折しやすい傾向にあります。そのため、ぜひ日常の業務の中でできるようなものを始めてみましょう。例えば、「歩く時はできるだけ早歩きをする」「座っている時は腹筋に力を入れる」「常に姿勢を意識する」などといったものです。習慣化することができれば、少しずつですが自然と痩せやすい身体に近づくことができます。